保釈金が納められる前に…勾留中の被告を誤って釈放 手続きに複数の署員が関与
長野県飯田市の飯田警察署が、勾留中の被告を保釈金が納められていないのに、誤って釈放していたことがわかりました。
県警によりますと、誤って釈放されたのは飯田警察署に勾留されていた飯田市の男性です。
4月16日、飯田簡易裁判所から届いた「保釈許可決定書」を検察が保釈を認める「釈放指揮書」と誤認し、保釈金が支払われていないのに午後1時過ぎに釈放したということです。
誤りに気づいて男性を呼び戻し、午後3時半ごろ再び勾留した後、保釈金の支払いを確認して、夕方、釈放しました。
保釈の手続きには複数の署員が関与していましたが、チェックできなかったということです。
県警は「お詫びするとともに、二度と起きないよう原因を究明し再発防止に努めたい」としています。
NBS長野放送より転用
コメントする