- HOME > 詐欺・悪徳商法 > 不審な荷物、過去の事件と似ている…宅配業者が通報、警察が模造紙幣を入れ配達 指定された路上で荷物を受け取った男、詐欺未遂の疑いで逮捕 受け子か…「書類だと思って」容疑を一部否認する41歳
不審な荷物、過去の事件と似ている…宅配業者が通報、警察が模造紙幣を入れ配達 指定された路上で荷物を受け取った男、詐欺未遂の疑いで逮捕 受け子か…「書類だと思って」容疑を一部否認する41歳
埼玉県の吉川署は14日、詐欺未遂の疑いで三郷市早稲田、職業不詳の男(41)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀の上、11~14日ごろまでの間、数回にわたり、徳島県小松島市の女性(83)方に金融機関職員などを名乗り「社債を買う枠がある」「社債を譲ってほしい」「社債が追加で買える」などと電話をかけ、指定された住所地に現金を送付するように指示し、現金500万円をだまし取ろうとした疑い。
同署によると女性は500万円を段ボール箱の中に入れて出してしまったというが、宅配業者が指定先の住所に発送する前に、段ボール箱の形状などが過去に詐欺容疑事件で荷物確認をした際と似ていることから不審に思い、14日午後4時半に同署へ通報。その後、警察が女性と連絡を取り確認し詐欺事件の可能性があることが判明した。
警察は段ボール箱の中に模造紙幣を入れ、署と本部で警戒態勢。同日午後6時51分ごろ、指定された住所地の吉川市中島2丁目の路上に男が現れ、宅配業者から模造紙幣が入った荷物を受け取ったところを確保した。男は受け子とみられ、「書類だと思って受け取りに行った」と容疑を一部否認しているという。
埼玉新聞より転用
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