米旅客機、緊急着陸後にエンジン火災 12人負傷
- 国際
- 2025年3月15日
【AFP=時事】米コロラド州デンバー国際空港で14日、着陸直後のアメリカン航空の旅客機で火災が発生した。米連邦航空局が発表した。12人が軽いけがをした。
地元メディアによると、航空機には乗客172人、乗務員6人が搭乗していた。
デンバー国際空港はX(旧ツイッター)への投稿で、乗客全員が無事に飛行機から避難したと確認。そのうち12人が軽傷を負い、病院に搬送されたと明らかにした。
SNSで拡散した映像には、ターミナル付近に止まった旅客機から煙が上がる様子や、翼の上に避難した乗客らが救助を待つ様子が映し出されていた。
FAAによると、炎上したのはコロラド州デンバーからダラス・フォートワース国際空港に向かっていたアメリカン航空1006便。乗員が「エンジンの振動」を報告した後、デンバー国際空港に緊急着陸した。
FAAは「着陸後、ゲートに向かう途中でエンジン火災が発生した。乗客は緊急脱出スライドを使用して避難した」と発表した。
米国では最近、航空トラブルが相次ぐ中、さらにドナルド・トランプ政権による航空関連機関の経費削減の影響で、安全性への懸念が高まっている。
FAAは、事故原因について調査を進めるとしている。(c)AFP
【翻訳編集】AFPBB News
AFPBB Newsより転用

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