高校駅伝名門の大牟田に激震 部員9割が集団転校意向 ヘッドコーチ退職巡り 全国高校駅伝V5、昨年準Vの強豪
- スポーツ
- 2025年3月6日
全国高校駅伝で5度の優勝を誇る名門の大牟田高校の19人の部員のうち、18人が鳥取城北に集団転校する意向であることが5日、分かった。3月末で退職するヘッドコーチが4月から鳥取城北に転職する予定で、同高に転校願を提出している。
大牟田を巡っては前監督の赤池健氏が体罰問題で23年3月に退職。しかし、選手と保護者が同氏の指導を希望し、ヘッドコーチとして現場復帰。24年大会では佐久長聖に次ぐ2位となっていた。
ただ、高校は来年度から新監督の就任を決定。これに選手、保護者が反発。赤池氏の指導継続を望み、計19人の1、2年生部員のうち16人が転校願が提出され、2人も口頭で意思を示しているという。
全国高校体育連盟の規程では転校後6カ月未満の選手は天災などの特別な理由を除いて認められておらず、夏の高校総体には出場できない一方で、高校駅伝には出場できる見込み。昨年の鳥取県高校駅伝では鳥取城北は2位。米子松蔭が優勝を果たしている。
大牟田高の男子は全国高校駅伝で優勝5度。鳥取城北高は相撲部やバスケットボール部が全国的な強豪で、男子駅伝部は全国高校駅伝に一昨年まで8度出場した。
)デイリースポーツより転用

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