コロナ給付金約1億円不正受給か 会社役員の男ら再逮捕 マスク不足で「水着マスク」製造も…福島
うその申請を行い、新型コロナの休業給付金約1500万円をだまし取った疑いで、福島県二本松市の会社社長の男ら2人が再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、二本松市にある富樫縫製の社長・冨樫三由容疑者(76)と、アルバイト従業員の遠藤里美容疑者(68)です。
警察によりますと、2人は、2022年6月ごろ、新型コロナの休業手当を助成する雇用調整助成金制度を悪用して、従業員の休業実績がないにもかかわらず、うその申請を行い、助成金約1500万円をだまし取った疑いが持たれています。
2人は、同様の手口で助成金約1600万円をだまし取った疑いで、1月に逮捕・送検されていました。
冨樫容疑者の会社は、スポーツウェアなどの製造を手がけていて、20年からはコロナ禍によるマスク不足で水着の素材を使ったマスクを製造していました。
冨樫容疑者(20年取材時)「今まで富樫縫製やってきて、地元の人たちがマスク無いで困ってるのであれば、お世話になってきた近くの県内の人たちに供給できる分、少しでも手伝えるのかなと」
申請を受けた福島労働局によりますと、冨樫容疑者らは同じ手口で、雇用調整助成金を合わせて1億100万円あまりを不正受給していたということです。
テレビユー福島より転用
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