スカート内を撮影 20代巡査長を減給処分 山口県警
商業施設で女性のスカート内を撮影したなどとして、山口県警が県内の警察署の20代男性巡査長を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたことが10日、中国新聞の情報公開請求で分かった。処分は1月21日付。男性は同日付で依願退職した。
県警監察官室によると男性は2023年、県内の商業施設の駐車場でスマートフォンを使い、女性のスカート内を撮影した。また、24年までに別の女性と不適切な交際をしていた。「ストレスがあり魔が差した。組織に迷惑をかけ申し訳ない」と話しているという。
同室は、性的姿態撮影処罰法違反や県迷惑行為防止条例違反の可能性があるとする一方、「公表基準に該当しない」として刑事処分の有無などは明らかにしていない。末永徹哉首席監察官は「警察職員としてあってはならない行為。再発防止に努める」としている。
また、不適切な異性交際をしたとして本部の30代女性主事を本部長注意、警察署の20代女性主事を所属長注意にした。いずれも1月21日付。
中国新聞デジタルより転用
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