無免許で消防車運転92回、火災現場にも出動…失効気づかず半年
埼玉県上尾市消防本部西消防署の男性消防隊員(30歳代)が、運転免許証の更新を忘れたまま約6か月間、消防車両を92回運転していたことが27日わかった。同本部は隊員と上司について処分を検討している。
埼玉県© 読売新聞
同本部などによると、男性隊員は大型免許を取得していたが、昨年7月中旬に有効期限が切れて失効していたにもかかわらず、今月上旬までポンプ車やはしご車などを運転。パトロールなどの通常業務のほか、火災現場にも出動していた。
男性隊員は免許証を見て失効に気付いて上司に報告。今月7日に運転免許センターで再取得の手続きを行った。内部調査に対し「更新時期を失念していた」と話しているという。同本部では年2回、職員の免許証を確認しているが、昨年7月以降のチェックでも気づかなかったという。
同本部は「大変申し訳ない。再発防止に向け、免許証の管理、確認体制を徹底したい」としている。
読売新聞社より転用

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