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ジャングルポケット太田とおたけ2人体制初単独公演への思い 契約解除斉藤とのやりとりも明かす


 2人体制となったジャングルポケット太田博久(41)おたけ(42)が3月15日に単独ライブ「HYDROGEN」(東京・草月ホール)を行う。トリオとして活動していたが斉藤慎二(42)が女性への不同意性交などの疑いで昨年10月に警視庁に書類送検され、所属の吉本興業はマネジメント契約を解除。このほど取材に応じ、「正真正銘一から出直し」と再出発への思いを語った。

 「水素」を意味するタイトルに再出発への思いを込めた。「できるだけ先に続いて、種類の多いものがいいなと思っていたので元素記号にしました。なので次回は『ヘリウム』ですね」と太田。2人での劇場出演経験はあるが、ネタ作りは初で「未知の体験です。今回は僕らはもともとコントで出てきた3人で、今後もネタを頑張らないといけないという思いをマネジャーに伝えて、実現しました。ゲストなしの純粋な単独ライブで、僕らの形を模索しながらやりたい」と力を込めた。  

おたけも「僕たちは主に都内ではルミネでしかやったことがなくて。違う会場は初めてで、そのあたりも新鮮ですね。草月ホールは何度かイベントで出たことがありますが、すごくいいところだと思います」。  

トリオ名をそのまま継続することも決めた。おたけが名付け、約18年間大切に育ててきた「ジャングルポケット」。おたけは「新しくしてまた覚えてもらうことも、定着したものをぬぐい去ることも難しい作業。変えることはいつでもできるんですけど今はこれでいきます」。太田も「変えなければTHE SECOND、変えたらまたM-1に出られる。少し迷った」としつつ「競馬仕事もしていた斉藤のイメージが強いと思いますが『ジャングルポケット』に愛着がないと言うとうそになります。周囲からも少しずつ広めてきた財産でもあるとも言われました」と話した。  

意外にも、騒動後の斉藤とはさほど連絡を取り合っていないという。太田は電話で謝罪を受け、その後も何度か話す機会があったというが、おたけは「(騒動の)報告を受けた次の日には切り替えた」と本人とは連絡をとらず。太田は「2人とも斉藤が嫌いとかはないですよ。斉藤もおたけのことはよく理解していると思うので。謝るべきところがあるならちゃんと謝ってから。まずはそこですよね」。斉藤にコンビ名候補も聞いたといい「何がいいと思う?って聞いたら『バディ』って言っていました。あまりにもそのまますぎて斉藤だなと思いました」。 2人は昨夏の段階ですでにトリオのピンチを悟っていた。太田は「初めて聞いた時は、その段階でわかっていることを聞いただけでも『この先3人でできないんだろうな』と容易に想像はついていました。『ジャンポケこんな終わり方か』っていう気持ちが一番大きかったですね」。おたけも「電話をいただいて、びっくりしました。そのあと外に出たんですけど、天気が良くて晴れていたので。『ああどんなことがあっても空は晴れているんだな』と思いました」と語り、太田から「いやどういうことだよ。その日が晴れてただけだろ」と即座に突っ込まれた。  

事態の全容が不明だったことや、被害を訴えた女性の個人情報を守るという観点からも騒動について口にできない時間が続いた。太田は「何も言えずにテレビにも出ていて、(体調不良の)斉藤のことを心配している人がいて。こちらも答えられないので、つらかったですね」と振り返る。「芸人仲間もみんな『言えないこともあるんだろうけど、頑張れよ』とか『何かあった時は助けるから』と言ってくれていました」。  

斉藤は競馬、太田は妻でタレントの近藤千尋とのイベント出演、おたけは実家のもんじゃ屋などそれぞれピンで活躍する場も増え、昨今のトリオ活動は主に劇場出演のみとなっていた。太田は「寂しい話ですが、あいつがいなくなって劇的に何か変わったかと言われれば、そんなこともなかったんです。良くも悪くもそういうところにいたのかもしれないですね」と話した。  

斉藤の契約解除後は2人での劇場出演などが注目され、多くのメディアの取材も受けた。2人は劇場前で報道陣に頭を下げつつ、真摯(しんし)に対応する姿が印象的でもあった。太田は「劇場を出て車に乗る時に、報道陣の方にも来ていただいて申し訳ありませんと言ったり。みなさんもかわいそうだなと思っていたのもあったので。あんまり変な質問されることもなく優しかったですよ。その時に記事で『太田は頭を下げてコメントした一方、おたけはギロリと報道陣をにらみつけ、そそくさと車に乗っていった』と書かれていて…(笑い)」。  

おたけは「にらんでないですからね。ああいう時って、反応するなみたいなノリあるじゃないですか。にらんではないんですよ。うちの(もんじゃの)お店に来た方もいて、その時も逃げも隠れもしなかったです。本当は本人を探したんでしょうけど、僕らは情報も限られているし、本当のところはわからないので」。  

現状ではトリオ復活の望みも薄いという。太田は「僕たちは現状、主に吉本からの仕事で食べている状況なので。もともとネタで売れてきていて、今はテレビと劇場が半々といったところなんですけど、YouTubeだったりとか、吉本以外の部分で斉藤と組んでできそうな仕事がないんです。なので現状では厳しいのかなと思っています」と冷静に話した。  

公演日の3月15日はおたけの持ちネタ「サイコッチョー」の日でもある。おたけは「売上も思っていた以上に良くて、みなさんのために頑張ることを今はやるべきかなと思います」と決意。太田は「この段階で2人で単独ライブをやるのは意外と恥ずかしさもあるんです。勇気がいることでもあって。恥をかく可能性あるし。麒麟の川島さんがSNSで応援してくれたり、周りからも『気合入ってるね』と言われることが多いです。頑張りたいですね」と力を込めた。  

最後に斉藤へのメッセージも聞いた。太田は「何かしらできるパワーを持っている人ではあるので。迷惑かけた人だったりに謝って、今やるべきことをやってから。ちゃんと飯食えよと言いたいです。落ち着いたら会いたいですね」。おたけは「ライブやること知っているのかな。伝えてないですけど、もし来れるのならチケットをとって来てほしい」と語り、太田が「いや、そこは招待してあげろよ」と即座に突っ込んでいた。  

○…斉藤は体調不良などを理由に昨年9月20日に本人の申し出から当面の間、活動休止を発表していたが、その後、同年7月に都内でとめていたテレビ番組収録のロケバス内で20代女性に性的暴行を加えていたことが明らかとなり、同10月7日に警視庁に不同意性交などの疑いで書類送検された。体調不良も事実だったが、吉本興業はすぐにマネジメント契約を解除。出演していたテレビ東京系「ウイニング競馬」や日テレ系「ZIP!」水曜日レギュラーなど全番組を降板。トリオ活動も事実上終了した。

日刊スポーツより転用

日刊スポーツ

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