特殊詐欺の現金引き出し役から金回収か 居酒屋経営者ら3人逮捕
特殊詐欺の現金引き出し役から金を回収していたとして、埼玉県内の居酒屋の経営者ら3人が警視庁に逮捕されました。容疑者の店からは、詐欺の被害金とみられる現金1300万円が押収されていて、警視庁は詐欺グループがだまし取った金の一時的な保管場所になっていたとみて捜査しています。
逮捕されたのは埼玉県久喜市の居酒屋経営、※狐崎宇史容疑者(40)や店の従業員の高田光容疑者(40)ら3人で、ことし7月、埼玉県内の70代男性の自宅に警察官を名乗って電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」などとうそを言ってカードをだまし取り、現金810万円を引き出したとして詐欺などの疑いが持たれています。
警視庁によりますと3人は、詐欺グループの現金引き出し役から金を受け取る「回収役」とみられ、コンビニやファストフード店のトイレのタンクの裏に現金入りのビニール袋を貼り付けさせて、時間差で回収をしていたということです。
狐崎容疑者の店を警視庁が捜索したところ、売上金などとは別に、現金1300万円が押収されたということで、警視庁は、この店が詐欺グループがだまし取った金の一時的な保管場所になっていたとみて捜査しています。
3人の認否については、明らかにしていません。
※狐の右側は爪
NHKニュースより転用
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