れいわ・山本代表 〝オール沖縄〟崩しの猛反発を受け沖縄1区の候補者擁立取りやめを発表
- 政治・経済
- 2024年10月12日
れいわ新選組の山本太郎代表は11日、衆院選(15日公示、27日投開票)で、沖縄1区に候補者を擁立したことに対して異例の声明を発表した。
れいわは8日、次期衆院選の沖縄1区に新人で保育士の久保田みどり氏を擁立すると正式に発表したばかり。
しかし、同選挙区は赤嶺政賢氏が共産党や社民党などによる「オール沖縄」として議席を守ってきた選挙区だったため、日本共産党の小池晃書記局長が即日「性格としては共産党との枠組みだけではないですよ。〝オール沖縄〟という枠組みのなかで決めてきたことに対する敵対行為です」と指摘するなど猛反発を浴びていた。
山本氏は11日、れいわのホームページ上に文書をアップし、「結論から申し上げます。沖縄1区の候補者擁立を取りやめます。れいわは1区に候補者を擁立する、としましたが、沖縄のみなさんの様々な思い(やめてほしい、立てて欲しい)を改めて受け止め、私たちが目指すべきビジョンと体制をしっかりと再構築してチャレンジしようと一度立ち止まる決断をしました」と報告。
「擁立から取りやめに至ったことについて、沖縄と全国の支援してくださる方、この件を様々な感情で見つめておられる方々にお詫び申し上げます。覚悟を決めて予定候補者になってくれた方にもご理解をいただきました。改めて、心からお詫びし、感謝を申し上げます」とした。
同選挙区では赤嶺氏のほかに自民党・国場幸之助氏、無所属・下地幹郎氏、参政党・和田智久氏が出馬を予定している。
東スポWEBより転用
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