【ボクシング】那須川天心「那須川天心という現実をみせる」14日の初王座挑戦へ会見
- スポーツ
- 2024年10月11日
無敗の格闘家でプロボクシングWBA世界バンタム級3位の那須川天心(26=帝拳)が11日、東京・文京区の東京ドームホテルで転向5戦目で挑む初タイトル戦に向けた会見に出席した。14日、東京・有明アリーナでWBOアジア・パシフィック同級1位として、同級2位ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン)との同級王座決定戦を控える。 3日後に迫った転向5戦目に向け、那須川は「本当に体調もコンディションもすべて良く、全部整えてきました。前回はKOしてきて、その勢いと流れを引き続きやってきた。トレーニングもそうですし、普段から練習だけでなく、世間ともしっかり勝負したきたつもり。それをしっかり回収し、必ず良い結果で終わらせたい」と気合を入れた。
ベルトを争う大学生ボクサーのアシロとは初対面を果たした。隣に並んだ対戦相手に向け「印象っすね。めっちゃクールで格好いいって思ってもらっていると思うので。良いヤツだなと思いますし。試合前にいがみ合いはない。僕たちは尊敬や敬意をもってしっかりと戦おうと思っていますし、必ず良い作品にしたいと思っています。お互いの意地と意地というか、僕の試合前のイメージは、前回の試合からトレーニングだけでなく、マインドだったり、イメージで、こういうイメージで生きてきたというのをぶつけるのが格闘技の試合だと思っている。そこが合っている、合っていない、を確認するのが僕の中での試合だと。そこのマインドの確認はしたい」とテーマを掲げた。
アジア王座のベルトを獲得すれば、国内での世界挑戦が可能となる。世界切符ともいえるベルト奪取へ、那須川は「まず、このベルトを取る。取ってからいろいろなことは話せると思う。取って多分、来年どこかで4つ今、日本人が(世界)ベルトを持っているので、その中の誰というのはないが、全員を狙っています」とキッパリ。2日間に渡って世界戦7つ、自らのタイトル初挑戦という好カードが並ぶ大きな興行。那須川は「那須川天心という現実をみせます」と言い切っていた。
日刊スポーツ新聞社より転用

コメントする