ボクシング 畑山隆則氏「韓国だし、あり得る話だから…」
- スポーツ
- 2024年10月5日
プロボクシング元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏(49)が4日、You Tube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。13日に横浜武道館でビンス・パラス(25)=フィリピン=とフライ級10回戦を行う元世界2階級制覇王者の京口紘人(30)=ワタナベ=について語った。
両者の初対戦は2018年5月で当時、IBF世界ミニマム級王者だった京口が3-0で判定勝ちし2度目の防衛に成功した。今年5月には韓国・仁川で対戦し、パラスが3-0で判定勝ち。京口は世界3階級制覇に向けた〝世界前哨戦〟で痛恨の黒星を喫した。微妙な判定にSNSなどでは議論が生じるなどし、3度目の対決が決まった。
畑山氏は「あれは俺はさ(試合)直後に言ってたんですけど、まぁ、韓国だしさ、あり得る話だからね」と指摘すると、京口は「見方によるとちょっと後手というかビンス選手の攻めが際立ったシーンが多かった。自分は敵地って認識じゃなかった。フィリピンで試合をしてたら敵地って認識はあったと思う。ただ、ジャッジする3人が韓国人っていうところまでの要因を自分の中で(意識して)なかった」と反省した。
元WBO世界スーパーフェザー級王者で、プロモーターを務める伊藤雅雪氏(33)が「韓国では前に出てる選手の方がポイントがっていうのはある」と補足する中、畑山氏は「そういう傾向はあると思います」と納得の表情だった。
■畑山 隆則(はたけやま・たかのり) 1975(昭和50)年7月28日生まれ。青森県出身。小学校から野球に打ち込み、投手として青森山田高に推薦入学するが1カ月で退部。その後、高校を中退し、プロボクサーを目指して上京。93年6月プロデビュー。97年10月にWBA世界スーパーフェザー級王者・崔竜洙(韓国)に挑戦するも引き分け。98年9月の再戦で判定勝ちし、王座を獲得。2度目の防衛戦で王座陥落も、2000年6月にライト級王座を獲得し、2階級制覇に成功。戦績24勝(19KO)2敗3分。
サンケイスポーより転用
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