めざまし卒業三宅アナ「軽部と過ごした時間は宝物」号泣井上清華アナ、伊藤利尋アナらがコメント
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- 2024年9月28日
フジテレビ系「めざましテレビ」で2012年から12年半にわたりメインキャスターを務めた三宅正治アナウンサー(61)が、27日の放送をもって番組を卒業した。30日からは、伊藤利尋アナウンサー(52)がメインキャスターに就任。今後は、伊藤アナ、井上清華アナ(29)、生田竜聖アナ(36)の新体制でスタートを切る。
この日の番組終盤では、三宅アナの軌跡をたどるVTRが始まるとスタジオには大きな笑いが起きた。「番組のお父さん」として慕っている井上アナ、生田アナやスタジオに集まった「めざましファミリー」はこらえきれずに涙ぐむ姿もみられた。番組終了間際、大役を引き継ぐ伊藤アナから花束を受け取ると、12年半の重責を果たした三宅アナはほっとした表情を浮かべた。放送終了後、同期の軽部真一アナ(61)からの抱擁を受け、感極まった三宅アナが涙ぐむ場面もみられた。
三宅アナはこれまでの歩みを振り返り「本当にスポーツしかやってこなかった僕が情報番組のメインンキャスターをやらせていただいて、最初はたぶん皆さんも『どうなんだろう、大丈夫なのかな?』と思われたと思いますが12年半メインキャスターを務めあげることができました。これはなんといっても皆さんが見てくださったからです」と視聴者に感謝。「同期の軽部がこれからも『めざましテレビ』を盛り上げてくれるのだと思えば、さみしさも半分になります。これまでの12年半、軽部と一緒に過ごした時間は僕の人生にとっても大きな宝物になったと思っています。伊藤がまた新しい雰囲気を作ってくれると思いますので、伊藤とともに番組がどんどん成長していくことを願っております」とコメントを寄せた。
伊藤アナは「番組を守る責任、そのためのチャレンジや進化を担う責任は、卒業発表の際の三宅さんの『安堵(あんど)した』とのコメントからも感じることですが、私もよい形で次世代にバトンを渡せるように精いっぱい努めたいと思います」と意気込む。
号泣シーンもあった井上アナは「12年間、毎朝『みんなのお父さん』として居続けてくださった三宅さん。歴代キャスターの卒業を見守ってきてくれた三宅さんを、最高の形でお見送りできたのではないか、とほっとしています。そして来週からは、初期の『めざまし』を知っている伊藤さんから沢山学び、『めざましテレビ第3章』を共に作り上げられること、とてもワクワクしています。三宅さんの思いを3人でつないで、皆さんにお伝えしていきます」。生田アナは「12年半、三宅さんの仕事ぶりを近くで見られたことは、私のアナウンサー人生において大きな財産になりました。次は伊藤さんから盗めるだけ盗んで、さらに成長していきます。引き続き『めざましテレビ』をよろしくお願い致します!」と呼びかけた。
日刊スポーツ新聞社より転用
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