フィリピン公船、中国海警船に衝突・放水されエンジンが故障…比国防相「明らかに違法」
- 国際
- 2024年8月27日
【ハノイ=安田信介、北京=東慶一郎】フィリピン政府は25日、南シナ海の自国の排他的経済水域(EEZ)にあるサビナ礁(中国名・仙賓礁)周辺海域で、中国海警局の船舶が比漁業水産資源局の船に衝突し、放水したと発表した。比船のエンジンが故障したが、乗員にけがはなかった。
フィリピン公船、中国海警船に衝突・放水されエンジンが故障…比国防相「明らかに違法」© 読売新聞
発表によると、比船は漁業者に食料や医療品を運搬する途中、海警船や中国海軍の船舶計8隻に囲まれたという。運搬作業は中止を強いられたとしている。
ロイター通信によると、ギルベルト・テオドロ比国防相は26日、記者団に対し「(中国側の行為は)明らかに違法だ」と非難した。
中国海警局は25日、比船がサビナ礁付近の海域に「中国政府の許可を得ず、不法に侵入した」とする報道官談話を発表した。比船の行動は「非専門的で危険な方法で正常な法執行に当たっていた海警局の船と故意に衝突した」と主張した。26日もサビナ礁付近で比船が中国海警船に「危険な接近を続けている」としている。
同礁の周辺海域では、19日にも海警船が比沿岸警備隊の船に衝突し、比船の船体に穴が開いた。
読売新聞より転用

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