大谷翔平が「弾丸王」へ前進!182キロ以上の打球速度回数3位に 「50-50」も夢じゃない領域
- スポーツ
- 2024年8月19日
◇ナ・リーグ ドジャース2-1カージナルス(2024年8月18日 セントルイス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、敵地でのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。2試合連発となる先制の39号ソロを含む5打数1安打1打点で、2―1の勝利に貢献した。この本塁打で年間50本塁打ペースとなった。
打線の主軸を担っていたフリーマンが前日の試合で右手中指を負傷し、この試合のスタメンから外れた一戦。大谷が暗雲を吹き飛ばした。0-0の5回。2打席凡退で迎えた第3打席でカージナルス先発のソニー・グレイが投じた初球のカーブを強振。113・5マイル(約183キロ)の打球はあっという間に右翼席に飛び込んだ。2試合連発となる先制の39号ソロは決勝弾となった。
この本塁打で年間50発ペースに乗せ、盗塁は現在37盗塁で年間48盗塁ペース。メジャー史上初の「45本塁打&45盗塁」どころか「50本塁打&50盗塁」の大快挙も見えてきた。
また、大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は、大谷が放った39号弾の打球速度について投稿。「スタットキャストの計測が始まった2015年以降について、1シーズンの打球速度113マイル(約181.9キロ)以上の本塁打数トップ3人」を紹介し、1位はジャンカルロ・スタントンの18(2017年)、2位はアーロン・ジャッジの15(2017年)、3位が今季の大谷で13となったと伝えた。大谷は今季まだ37試合を残しており、更新の可能性もありそうだ。
試合はドジャース先発のカーショーが6回無失点の好投。打線が5回に大谷のソロに加えて2死一、三塁からロハスが左前適時打で2点目を奪い応えた。8回に3番手・ハドソンが代打で登場したヌートバーに8号ソロを許したものの1点差で逃げ切った。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷に対して「これは軌道に乗る兆候か」と聞かれると「彼はストライクゾーンをうまくコントロールしている。これ以上の選手はいないと思う。今日も昨日も中に入ってくるカーブをラインドライブで本塁打した。私はこの打席のクオリティーが好きだ。左投手の外角へのストライク(7回の三振)はタフだったが、翔平はいいプレーをしている」と称賛した。
大谷は自身の現状について前日は「構えている段階で、良い未来があまり見えていない」など、不調であることを自己分析していたが、指揮官は連日弾丸ライナーでアーチを運んだ打席内での内容に満足げだった。
スポニチアネックスより転用
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