巨人・阿部監督、辛勝も攻撃面に怒り心頭「酷いプレーがいっぱい出た」
- スポーツ
- 2024年7月17日
(セ・リーグ、巨人2-1阪神、14回戦、巨人7勝6敗1分、16日、東京D)巨人は山崎伊織投手(25)が7回128球を投げ、8安打1失点で7勝目。阪神・才木との投げ合いを制した。一回に先取した2点で逃げ切ったが、阿部慎之助監督(45)は試合後の会見で、ミスがあった攻撃陣に珍しく〝カミナリ〟を落とした。
「今日はちょっと勝ったんだけど、あんまり気持ちがよくない勝ちなので。うれしいですけど、いろんなミスが出たりとか、やるべきことが全くできていなかった」
そう切り出した阿部監督。一回2死満塁、三回1死満塁で8番・門脇が凡退。門脇は八回無死一塁でもバントを失敗し、走者を進められなかった。1点リードの七回無死一塁では2番・吉川が二飛を打ち上げるなど、打線は機能しない場面があった。「ベンチから見ていると、チャンスなのに悲壮感しかこっちに伝わってこない。『よーし!』みたいなのが全くない。打てなかったらどうしようみたいなのが見えちゃうんだよね。あんまり言いたくないだけどさ。何が何でも、みたいなのが見えない。そういう姿を見せてほしい」と怒りをはらんだ口調で続けた。
さらに、「勝って嬉しい反面、酷いプレーがいっぱい出た。ここっていうときに外野フライの一つだったり、出来ていなさ過ぎた。今日これでピリッとすると思う。何も言わないで『ハイハイ』ってやっていてもどうしようもないので、多少の厳しさは出していかないと」と、勝利してもあえて問題点の指摘を忘れなかった。
サンケイスポーツより転用
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