「皇族女子が結婚後も身分を保持」「男系男子が養子として皇籍復帰」…皇族確保案、自民が衆参議長に提出
- 政治・経済
- 2024年4月27日
自民党は26日、安定的な皇位継承のための皇族数確保策に関し、旧宮家の男系男子を養子縁組で皇籍に復帰させるなど、政府の有識者会議の報告書が示した2案を「必要」とする党見解を衆参両院の議長に提出した。養子縁組後に生まれた男子は皇位継承資格を有するのが適切だとした。
与野党の見解が出そろったことを踏まえ、額賀衆院議長は5月の大型連休明けに各党代表者を集めた会議を開く考えを示した。
政府の有識者会議は2021年、〈1〉皇族女子が結婚後も身分を保持〈2〉男系男子が養子として皇籍復帰――の2案を提示した。自民の見解は「皇族数確保はまさに喫緊の課題だ」と指摘し、2案をいずれも必要と評価した。
そのうえで皇族女子の配偶者や子は皇族の身分を有しないとし、皇位継承資格は養子となった男性には与えず、その後に生まれた男子に限るべきだとした。
有識者会議の報告書では、2案で皇族数を確保できない場合、旧皇族の男系男子を法整備により直接皇族とすることを第3案として示した。自民の見解でも、第3案は〈1〉と〈2〉で確保できない場合の方策と位置づけた。
自民の麻生副総裁と茂木幹事長はこの日、額賀氏、尾辻参院議長とそれぞれ国会内で面会し、党見解を手渡した。その後、額賀氏は「各党の意見が出てきたので、全体で意見交換し、これからの対処の仕方について聞かせてもらいたい」と国会内で記者団に意欲を示した。
茂木氏は党本部で、「事柄の性格上、政争の具にしたり、国論を二分するようなことがあってはならない。静謐(せいひつ)な環境のもとで誠実に協議を重ね、立法府の総意を作り上げていきたい」と記者団に語った。
読売新聞より転用

コメントする