the GazettE REITAさん誕生日に追悼公演開催へ「何よりも愛した音楽とライブで送り出す」
- エンタメ
- 2024年4月26日
5人組ビジュアル系ロックバンド「the GazettE(ガゼット)」は15日に亡くなったベーシスト・REITA(れいた)さんの誕生日である5月27日に追悼公演を行うことを25日、発表した。
株式会社HERESYと同バンドは「令和6年4月15日に永眠いたしましたREITAの葬儀が執り行われましたことを、謹んでご報告いたします」と報告。そして、REITAさんの誕生日でもある5月27日にHERESY LIMITED「SIX GUN’S」を開催することを発表し「REITAをthe GazettEとしてファンの皆様と共にどのように送り出すのが最善なのか、the GazettEメンバー・スタッフで協議を重ねた結果、REITAが何よりも愛した音楽とLIVEで送り出してあげたいという想いから、今回の公演を追悼公演という形で行わせていただく事となりました」とした。
また、メンバーそれぞれ、ファンに向けたメッセージを公開した。ボーカルのRUKIは「REITAの言っていた『the GazettEは永遠であってほしいと願う』という意思と、ご親族の方々から『頑張っていってほしい』という言葉を聞けた事が、こうして自分達に慎重な決断をさせてくれました。全てを諦めて心が落ち着くのを待ち続けるよりも、REITAはいつだって永遠に自分達やファンの心の中にいると想い、このライブを毎年行う事こそが永遠にREITAを想い続ける本当の意味の追悼であり、バンドのメンバーが与えられる仲間としての愛の形でもあります。これがたった今生きている人間としての使命であると自分達は信じてこの願いを繋げていきたいです」とコメント。
ギターの麗は「REITAを想ってくれている全ての方々の心情を想うと『LIVE』というものに対してそれぞれの想いを推し量る事が出来るわけではありません。ただ純粋にメンバー皆と話している時はいつもくだらない事で最高に盛り上がっていたし、ステージの上では狂った様にBASSを掻き鳴らしファンの皆を魅了し、何よりREITA本人が『生きている実感がする』と言い続けてきたのがthe GazettEとして今まで22年間立ち続けてきたステージそのものでもあるのです」と思いを伝えた。
ギターの葵は「今はまだ、REITAを偲ぶときかもしれない。そこにはきっと色んな意見や感情があって、いくらなんでも早すぎるよって。でも5月27日が悲しい涙で溢れてしまったらアイツは悲しむから。俺たちは5月27日をREITAに『ありがとう』と伝える日にしたいと考えた。きっとアイツもその方が喜ぶって思えたし、俺たちはそう信じています」とした。
ドラムの戒は「今回のライブ、ファンのみんなの中にも沢山の意見があると思います。でも無理に立ち上がらなくていい、無理に気持ちの整理なんかつけなくてもいい。どれだけ時間をかけたとしてもかまわない。変わらない気持ちで、変わらない場所でずっと待っています。それがREITAの言葉にあったthe GazettEは永遠、そこに繋がるものだと信じているし、言葉にならない想いを埋めてくれる場所はここにしかないと、そう確信しているから」と呼びかけた。
スポニチアネックスより転用
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