川内優輝、東京マラソンは新谷仁美を本命に…日本記録更新してもパリ五輪に行けない状況に「めちゃくちゃ面白いことになる」とニヤリ
- スポーツ
- 2024年3月1日
プロランナーの川内優輝(36)=あいおいニッセイ同和損保=が29日、ランニング用ウオッチなどを手がけるガーミンジャパンのアンバサダーに就任し、東京都内で行われたトークイベントで長年、愛用する製品について語った。3月3日の東京マラソンにも言及し、「女子は、新谷仁美さん(積水化学)が強い。男子は混戦になりそう」と展開を予想した。
東京マラソンは、男子はパリ五輪切符を懸けたMGCのファイナルチャレンジとなるが、女子は対象外。川内は「日本記録(2時間18分59秒)を更新しても、パリ五輪代表にはなれない。新谷さんは『それって面白いよね』って感じで、モチベーションに変えているんじゃないかな」と推測。実現すれば日本最速の選手が、五輪に出ないことになる。「そうなると実際、議論が巻き起こるでしょう。僕はファン目線で、たぶんめちゃくちゃ面白いことになると思っている」とニヤリ。
前田穂南(天満屋)が1月の大阪国際女子マラソンで日本記録を刻んだ時に、新谷は30キロまでペースメーカーを務めた。「あの時期にああいう高負荷の刺激が入ったのはいいと思うけれど、それが残りの12・195キロにどうつながるかは分からない」と説明しながらも、「五輪関係なく日本記録を切りたいと思っていると思う。もし(昨秋の)ベルリンマラソンより仕上がっていたら、強いでしょうね。(東京は)何度も走っていますから」と強調した。
中日スポーツより転用
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