18歳逮捕…女性から1200万円だまし取る 息子の「全額返す」という電話はウソ その後、詐欺グループのリーダー判明…すでに大麻で逮捕されていた無職男21歳
埼玉県警春日部署は25日、詐欺の疑いで、山梨県中央市山之神、無職の男(21)=大麻取締法違反で逮捕=を再逮捕した。
再逮捕容疑は、昨年3月、長野県諏訪市の女性(82)方に長男を名乗り電話し、女性から現金1200万円をだまし取った疑い。
春日部署が事件に関与した少年を逮捕し、捜査を進めていたところ、男がグループのリーダー役だったことが分かったという。昨年12月に大麻取締法違反で逮捕されていた男を再逮捕した。男は容疑を否認しているという。
■女性1200万円被害「全額返す」(以下、少年再逮捕時の記事)
春日部署は4月19日、詐欺の疑いで、住所不定、無職の少年(18)を再逮捕した。
再逮捕容疑は3月20日午前10時20分ごろ、長野県諏訪市の女性(82)方に長男を名乗り「財布をどこかに置き忘れた。会社で決済しなければならない。全額返すので立て替えてくれ」などと電話をかけ、女性から現金1200万円をだまし取った疑い。容疑を認めているという。
同署によると、逮捕した少年を調べたところ、長野県の事件に関わっていたことが分かったという。同署は3月30日、詐欺未遂の疑いで少年を逮捕していた。
■少年は最初の逮捕も詐欺、金融機関に阻止されていた(以下、少年逮捕時の記事)
春日部署は3月30日、詐欺未遂容疑で住居不詳、無職の少年(18)を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し、29日午前11時ごろから数回、市内の女性(72)方に長男などを名乗り「公衆電話にバッグを置き忘れてしまった」「取引先への支払いが本日までなので170万円用意できないか」などと電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、女性が高額の現金を引き出すのを不審に思った金融機関職員が警察に通報。女性宅付近を警戒中の警察官が不審な少年を発見し、職務質問して犯行が分かった。「お金をだまし取ろうとしたことは間違いない」と容疑を認めているという。
埼玉新聞より転用
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