サイレンや灯火使わず時速180キロでパトカー走行、警官を書類送検
茨城県警は26日、緊急走行中ではないパトカーで、法定速度60キロの一般道を180キロで走ったとして、行方署地域課の男性巡査部長(30)を道路交通法違反(最高速度違反)の疑いで水戸地検に書類送検し、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。通報を受けて現場に向かう途中だったという。
監察室によると、2023年9月21日、「近所の男性が泥棒を追いかけている」という110番通報があり、午前2時10分ごろ、巡査部長が運転するパトカーは同県潮来市内の一般道を時速165~180キロで走行した疑いがある。巡査部長は、容疑者にパトカーが追っていることを知られないよう、サイレンや赤色灯は交差点を通過する時など限定的に使い、180キロで走った時は使っていなかったという。
その5分後には同県神栖市内でも96~103キロで走行した疑いがあり、後方を走っていた車両からの通報で発覚。ドライブレコーダーの記録などから速度が割り出された。助手席に同乗していた巡査長は訓戒処分となった。
桜井検二首席監察官は、「再発防止を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントした。(張守男)
朝日新聞社より転用

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