別府大分毎日マラソン、招待選手に下田裕太ら 一般では青学大生も
- スポーツ
- 2024年1月11日
第72回別府大分毎日マラソン(毎日新聞社など主催、日本陸上競技連盟など後援)の出場選手が10日、発表され、視覚障害選手を含め男女4部門に4400人がエントリーした。2月4日正午、大分市高崎山・うみたまご前をスタートする。
今大会の男子はジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズで格付けが最も高いグレードS(GS)に次ぐグレード1(G1)に認定された。2025年の世界陸上東京大会代表争いのポイント対象レースの一つに位置づけられている。
国内招待選手は7人。下田裕太選手(GMOインターネットグループ)は、青学大時代に箱根駅伝で3年連続の区間賞に輝くなど活躍した。大分出身の丸山文裕選手(旭化成)や橋本崚選手(中央発條)は地元の声援を受けての走りに期待がかかる。
海外勢では、21年東京オリンピックマラソン11位のモハメドレダ・エルアーラビ選手(モロッコ)らが名を連ねた。
一般選手では、今年の箱根駅伝で総合優勝した青学大から、3区で日本選手初となる59分台をマークし区間賞の太田蒼生選手(3年)や、9区区間賞の倉本玄太選手(4年)らもエントリーした。「若手の登竜門」と言われるレースに挑む。
10日の記者会見で日本陸上競技連盟の瀬古利彦ロードランニングコミッションリーダーは「日本選手には2時間6分台の自己記録を出していただきたい。どんな大会でも1番になることが大事。そこも狙っていってほしい」と期待した。
視覚障害選手の男子では、21年東京パラリンピックのマラソン視覚障害T12で銅メダルの堀越信司選手(NTT西日本)らが優勝を目指す。【黒澤敬太郎】
毎日新聞より転用

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