「性加害疑惑が海外で続々報道」の松本人志 “ジャニーズ問題と構図酷似”でスポンサー離れ加速か
- エンタメ
- 2024年1月4日
笑いの天才が“性加害疑惑”報道で窮地に追いやられている――。
12月26日に週刊文春が報じた『ダウンタウン』松本人志の性加害問題。疑惑は8年前だが、女性は勇気を出して告発に動いた。
お笑いコンビ『スピードワゴン』の小沢一敬がパーティに女性を集め、ホテルの部屋で携帯を没収したり、女性が松本から性加害を受けている最中に心配を装うようなラインを送ったりと主導的に動いていたと報じられた。
“ゲーム”と称して順番で男と2人きりにされ、全裸の松本にいきなりキスをされたり、「俺の子ども産めや」などと言われたりして性加害を受けたとされている。
吉本興業は一切の事実を完全否定。松本もSNSで“やる気が出てきた”と発信するなど、“身の潔白”を証明するために戦うともとれる内容を綴った。
「吉本というのは芸能に強い一流の弁護士をずらりと揃えており、本当に裁判になるなら徹底して戦うと思います。小沢さんのホリプロサイドも、松本さんに気を使ったのかノーコメントを貫いている。
しかしSNSではすでに別の女性たちが“私も同じような目にあった”などと声が上がり始めています。もちろんそれらの証言の真偽は現段階では定かではありませんが、“ドロ沼の争い”になる可能性もあります」(ワイドショー関係者)
そんな松本の報道は、海外でも注目されている。
1845年創刊で、シンガポール最大規模の新聞『The Straits Times』は12月28日付で
『Japanese comedian Hitoshi Matsumoto denies sexual assault allegations』(コメディアンの松本人志、性的暴行疑惑を否定)
と題して報じている。
女性の証言によるホテルでの出来事などを詳細に報じているが、注目すべきは、これを報じた週刊文春についても取り上げている部分だ。
文春はジャニーズ問題を’99年にいち早く取り上げた雑誌だとして紹介しており、ジャニーズの組織再編につながったと報じている。その他にもフランス語やアイスランド語などにも翻訳され、世界中に配信されている。
「松本さんの性加害問題の位置づけは、海外から見ればジャニーズ問題と酷似した構図ということでしょう。小沢さんは芸能界で仕事をする女性に『粗相があったら、この辺りを歩けなくなるかも』などと脅しをかけ、松本の性加害をアテンドしたと報じられている。
ジャニー喜多川氏の権力に屈し、性加害を受け入れなければならなかった…という構図は似ています。グローバルに展開している企業などは、松本さんの番組からの“スポンサー離れ”が加速するかもしれませんね」(女性誌記者)
松本は大阪万博のアンバサダーにも就任し世界的にも注目が集まっている。今後さらに“#me too”が続々出てくれば、松本の万博アンバサダーやCMも安泰ではなくなるだろう。
実際にSNSでは
《こいつらを使うスポンサーの商品も不買します》
《万博アンバサダーが性加害疑惑って海外に報道されるのはヤバイ》
などという声が上がっている。
これまで後輩芸人や吉本興業、大マスコミにより“鉄壁の守り”を誇ってきた松本。果たして、海外からの報道は、どう影響を及ぼすのだろうか――。
FRIDAYデジタルより転用
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