崩れたクリスマスケーキ、高島屋「原因特定できず」 会見で陳謝
- 政治・経済
- 2023年12月28日
百貨店大手の高島屋がオンライン販売した一部のクリスマスケーキが崩れた状態で届いた問題で、高島屋は27日、記者会見を開き、「調査を行った結果、明確な原因の特定はできなかった」と発表した。会見では「責任は全て高島屋にある」と改めて陳謝。破損を確認したケーキが807個に上ったことも明らかにした。
高島屋の横山和久専務は会見の冒頭、「多くのお客さまの期待を裏切り、多くの消費者のみなさまにご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。深くおわび申し上げます」と謝罪した。 ケーキは、クリスマス向けに同社が予約販売したが、一部が崩れた状態で購入者に届き、ネット交流サービス(SNS)で「届いたらぐちゃぐちゃ」などの報告が相次いだ。
ケーキの製造・梱包(こんぽう)は、同社から委託を受けた菓子メーカー「ウィンズ・アーク」(埼玉県羽生市)が担当。ヤマト運輸が冷凍状態で配達した。
高島屋の調査によると、製造委託先での温度管理などは適切で、配送時も集荷から全国の仕分け拠点に届くまで全ての段階で規定の温度で管理されていたという。
同社は、昨年も同じケーキを販売。今年はイチゴの入荷が遅れたため、凍結時間を昨年の2週間から20~25時間程度に短くしたが、事前の凍結試験やサンプル検査では問題がなかったという。
今年は約2900個販売したが、確認できただけで807個(26日時点)が破損し、これまでに約1200件の苦情や問い合わせが寄せられたという。
同社は「明確な原因は特定できなかったが、製造から手元に届けるまで責任がある」として、管理体制を強化する考えを示した。
ケーキは、横浜市のフランス料理店「レ・サンス」が監修。高島屋はレ・サンスのおせちも予約販売しているが、社員を派遣して製造現場で問題がないか確認しているといい、予定通り発送する方針。【松山文音、町野幸】
毎日新聞より転用

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