家族ぐるみコロナ給付金詐取 立件70人、不正10億円か 捜査終結
会社役員の家族らによるグループが新型コロナ対策の持続化給付金の不正受給を繰り返したとされる事件で、警視庁は13日、主導役として谷口光弘(49)=住居不定=と無職の太田浩一朗(36)=東京都港区=の両容疑者を詐欺容疑で書類送検し、捜査を終えたと発表した。
国内最大規模の給付金詐取
警視庁は、グループが2020年5~9月ごろに約960件、計約10億円を不正に受給したとみており、このうち49件分を立件した。立件されたのは計約70人で、警視庁は同一グループとして国内最大規模の給付金詐取事件とみている。
捜査2課によると、谷口、太田両容疑者の今回の送検容疑は他の人物と共謀して20年6月下旬ごろ、受給資格のない40代の会社員男性の名義で給付金を申請し、計100万円を国からだまし取ったというもの。2人は容疑を認めているという。
谷口容疑者は20年5~9月ごろ、給付金に関するセミナーを何度か開き、不正申請の名義人となる協力者を募集したという。警視庁は22年5月、谷口容疑者の家族を逮捕。谷口容疑者は海外にいたが同6月に逮捕され、捜査が続いていた。(福冨旅史)
朝日新聞社より転用

コメントする