女性初の米海軍トップの人事承認 共和党の妨害による「空席」解消
- 国際
- 2023年11月4日
米連邦上院(定数100)は2日、海軍制服組トップの作戦部長にリサ・フランチェッティ氏を充てる人事を賛成多数で承認した。米軍の軍種トップに女性が就くのは初めて。デービッド・オールビン氏の空軍参謀総長への起用も承認され、共和党議員の人事承認妨害による軍種トップの「空席」は解消された。
上院は、海兵隊副司令官にクリストファー・マホーニー氏を充てる人事も承認した。海兵隊のスミス司令官が10月29日から急病で入院しており、職務を代行する副司令官の穴埋めが急務となっていた。
共和党のタバービル上院議員は、人工妊娠中絶の手術を受ける女性兵士らへの国防総省の支援策の撤回を要求。今年2月以降、全会一致に基づき、複数の人事案を一括承認する手続きを妨害している。今回は軍種トップの不在を解消するため、他の共和党議員らが主導し、人事案を1件ずつ承認した。タバービル氏は個別の人事には反対しておらず、2日の人事案の採決でも賛成票を投じた。
国防総省によると、米軍幹部ら370人以上の人事が停滞し、部下の異動や家族の引っ越しも進まないなど悪影響が広がっている。【ワシントン秋山信一】
毎日新聞より転用

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