マレーシア首相「米から外交圧力」 ハマスのテロ組織認定巡り
- 国際
- 2023年11月2日
マレーシアのアンワル首相は10月31日、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスをテロ組織とみなすことに消極的な政府の姿勢に対して、米国から外交的圧力を受けたと国会で明らかにした。地元メディアによると、現地の米国大使館が13、30両日に外務省に抗議文書を送付した上、米国務省が18日に駐米マレーシア大使を呼んで姿勢を問いただしたとされる。
イスラム教を国教とするマレーシアでは、イスラム教徒を中心にパレスチナに連帯を示す人が多い。アンワル氏もイスラエルの軍事侵攻を「ガザの無力な人々に対する虐殺だ」と強く非難し、米国などへの同調を拒んできた。連帯を示す集会やイスラエルへの抗議デモも開催され、アンワル氏やマハティール元首相らが参加していた。
こうした動きは他の東南アジアでも拡大しており、人口の9割近くがイスラム教徒のインドネシアでも首都ジャカルタの米国大使館前で抗議集会が開かれるなどしている。【バンコク武内彩】
毎日新聞より転用

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