『サザエさん』花沢さん役・山本圭子の最後のセリフは笑顔で「アハハ」
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- 2023年10月30日
テレビアニメ『サザエさん』(毎週日曜 午後6時30分~)が29日、フジテレビで放送された。花沢花子役(花沢さん)が声優・山本圭子(80)から渡辺久美子(58)へ交代することから、この日の放送回が山本の最終出演となり、最後のセリフは笑顔で「アハハ」となった。
1969年10月5日に放送がスタートし、来年10月に55周年を迎える『サザエさん』。「磯野く~ん!」と大好きなカツオを追いかけるシーンが印象的なキャラクター・花沢花子だが、長年同役を務めた山本の声優交代は、本日29日早朝にフジテレビから発表された。
また、同局は「山本さんが(同役を)何年務めたかについては、詳細な資料がなく記録が残っておりませんでした」とし、山本が長年、視聴者へ“花沢さんボイス”を届けてきたと説明した。
山本の花沢さん役としての出演は、この日放送されたエピソード「穴子さんの丹前」がラストに。物語は夕飯時、マスオが丹前を着て、茶の間に現れるところからスタート。実はその丹前は、マスオの母の手縫いなのだが「母親からというと着なさそうだから」と頼まれ、サザエが縫ったことにしていた。翌日、会社でマスオが丹前の話をすると、穴子から「ぼくにも作ってくれないか」と頼まれる…ストーリーが展開された。
そんな中でサザエはまず、穴子の丹前を作る前にカツオの丹前を試作品としてカツオの丹前を作ることに。そして、花沢さんが登場し「早く見たいな~、丹前を着た磯野君!」とニヤニヤ。
そして、カツオの丹前姿のお披露目会が行われ、カツオは「こんな姿誰にも見られたくないよ…」と嘆く中、花沢さんが登場し「わ~! 見ないで!」と顔を隠すような仕草で照れ。
タラちゃんから「亀さんみたいになったです!」とイジされると、サザエさんたちと一緒に花沢さんは「アハハ」と笑っていた。
なお、後任となる渡辺が演じる新しい花沢さんは11月5日放送の「主婦のいない日曜日」からとなる。 山本の代表作はアニメ『ちびまる子ちゃん』山田笑太役、『天才バカボン』バカボン役、『ゲゲゲの鬼太郎』砂かけ婆役、『ひみつのアッコちゃん』チカ子役、『おそ松くん』チョロ松、カラ松役などを担当している。
渡辺の代表作はアニメ『ケロロ軍曹』ケロロ役、『あたしんち』母役、『ぼのぼの』ぼのぼの役、『犬夜叉』七宝役、『爆走兄弟レッツ&ゴーMAX』一文字豪樹役、『機動戦士Vガンダム』カテジナ・ルース役などを務めている。
オリコンより転用
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