神田正輝の激変ぶりにファン失望…72歳で「老ける」ことも許されないのか?(城下尊之)
- エンタメ
- 2023年10月14日
【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】
神田正輝の“激変”ぶりが評判になっている。「痩せ過ぎだ」「白髪が急にひどくなった」といった声が毎週土曜日になると数多くSNSに投稿され、X(旧ツイッター)の日本のトレンド上位入りする状態だ。
土曜日は、彼がMCを務める生放送の情報番組「朝だ!生です旅サラダ」のオンエアがあり、Xを見た人が生放送の姿を見て、その豹変ぶりを確認した上で、またXに投稿する。複数のアカウントからコピー&ペーストなどで同じ投稿の内容が拡散されているそうだ。
実はこの8月、神田の“重病説”を確認するため週刊誌が神田を直撃取材したのだが、本人が「病気とかそんなんじゃない」と健康のためファスティング(断食ダイエット)をやっていることを明かしている。また、「旅サラダ」のテレビ局幹部も、「非常にお元気で、引き続き神田に出演してほしい」と明言している。それでも心配の声が消えないというのだ。
僕は、ちょっと待ってくれと言いたい。神田は現在72歳、年内に73歳になる。この年齢で太っている方が健康にはむしろ心配。白髪についても、「それまで黒く染めていたものを自然体にした」と言う方が正しいだろう。もっと前に白くなっていたというのが普通だからだ。
もともと神田は、若い頃からスポーツマンで、陸上、水泳、バスケットボール、ダイビングの経験があり、特にスキーはプロ級の技量で、それに関連した仕事をしたこともあった。
その後は、ゴルフにも凝って、こちらもシングルの腕前。しばらく前までは、芸能人が参加するプロアマ大会の常連だった。今年の猛暑の夏も芸能人仲間と元気にカートに乗る姿がキャッチされている。
もっとも、芸能人のゴルフ大会で神田が優勝した姿を僕は見たことがない。ぶっちぎりで優勝してもおかしくないが、取材でそのあたりを尋ねたことがある。
「成績はたいしたことはないけど、一緒に回っている人とデッドヒートしているのがおもしろいんだ」
つまりどういうことかというと、プロアマの相手には会社経営者や企業役員といった人がいて、神田はその人たちに“合わせる”形で熱い戦いをしながら最後には勝ち、「もう一度やりたい」と思わせるのだという。中には「うちの会社のコンペに来てよ」と誘う社長も多く、ゲストプレーヤーやそのコンペパーティーの司会といった仕事を頼まれる。彼がスポンサー筋に絶大な人気なのもうなずけよう。
今もそんなゴルフを楽しんでいるのだろうか。まだまだ彼の健康を心配する必要はなさそうだ。
(城下尊之/芸能ジャーナリスト)
日刊ゲンダイDIGITALより転用
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