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都筑中央ボーイズ、王者・湘南をコールドで下し優勝! 打線が爆発!!…厚木大会


強敵の湘南を下し優勝した都築中央ボーイズ© スポーツ報知/報知新聞社

◆第20回厚木大会▽決勝 都筑中央16―7湘南ボーイズ=5回コールド=(24日・サーティーフォー相模原球場)

 2年生以下の新チームで秋の東日本王者を決める第35回日本少年野球東日本選抜大会(10月7~9日、福島・ヨーク開成山スタジアムほか)の神奈川県支部予選である第20回厚木大会の決勝が24日、行われた。都筑中央ボーイズが、一昨年6月から県内で負けなしで9大会連続優勝中だった湘南ボーイズを下し優勝した。

  ※  ※  ※

 自慢の強打がさく裂した。都筑中央が湘南を5回コールドで下し、秋の神奈川の頂点に立った。「守備に不安があるので、先に点を取りたかった」と元中日の都築克幸監督(40)。高橋主将が攻守決めジャンケンで勝ち「先攻」を選び、初回1死満塁から5番・東村が左中間に走者一掃の三塁打を放ち主導権を握った。

 「平日練習も2、3時間バッティング練習している」と指揮官。3回に大森、東村の連続三塁打など打者12人の猛攻で8点を奪った。東村はアッパー気味だった打撃を修正。大森は「準決勝で見逃し三振したので初球から行こうと…」と意識改革し結果につなげた。大会直前に正捕手・濱口が右肘痛などでリタイア。捕手経験のない遠藤が急きょマスクをかぶり危機を救った。「やってやろうと思った。(捕手は)楽しい」と笑顔だ。

 8月のジュニア大会・決勝で7―14と大差で敗れた相手に勝利。東村は「この前にやられたのでリベンジしたかった」と笑顔。高橋主将は「8点取ったあと6点取られて嫌な流れだったけど、気持ちを切り替えられた」と4回に意地の2点タイムリーを放った。

 最終回はエース吉田が登板。元ロッテ、ドラフト1位・吉田篤史さんの三男が憧れの伊良部秀輝さんばりの気迫あふれる投球で締めくくった。「(投手陣が)崩れたら行くと言われていた。投げて勝ててうれしい」。一昨年6月から県支部で無敗の王者・湘南を止めた。照準は春季全国大会予選となる11月のリスト杯。前哨戦でライバルに勝利した。

 【都筑中央・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※高橋遼、吉田治憲、浜口蒼大、北本琥太朗、山田葵葉、渡辺優人、大森陽和、中村彪雅、平本大智、東村寛太、澁谷遼太朗、下山瑛亮、渡辺真之介、遠藤連太郎、佐々木太陽、田口航大、川井雅大、長縄晃明、澤本瑛斗

 ▽1年生 柳澤匠、小川慧人、菊地優、大石裕斗、吉原悠晟

スポーツ報知

スポーツ報知より転用


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