女子学生へのハラスメント行為を認定 鹿児島県立短期大学教授 停職6カ月
鹿児島県立短期大学の教授が女子学生1人に対して交際関係を迫るなど複数のハラスメント行為を行ったとして、県はこの教授に対し停職6カ月の懲戒処分を行ったと発表しました。
「県民の皆さまに深くお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
停職6カ月の懲戒処分受けたのは鹿児島県立短期大学の教授です。
県によりますとこの教授は、2022年8月から2023年3月にかけて鹿児島県立短期大学に通う女子学生1人に対し、一方的に好意を伝えて交際関係を迫ったり、性的な発言や「女性だから男性に負けているんだ、最初から」といった女性蔑視発言を行ったということです。
2023年3月に女子学生から大学の窓口に相談があり発覚したもので、その後、大学側が約半年にわたり、女子学生や教授本人への聞き取りなどの調査を行い、ハラスメント行為を認定したということです。
県と大学側は教授が行為を認めているかどうかについて明らかにしていません。
また、教授本人に処分を伝えた際は、特段のコメントはなかったと説明しています。
県は教授の性別や年代を明らかにしていませんが、県総務部の山本周部長はその理由について「個人が特定されるおそれがある」と説明しています。
鹿児島テレビ放送より転用
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