長崎・西海2市で職員懲戒処分 ごみ収集車を無免許運転など
長崎市は無免許でごみ収集車を運転していたなどとして職員2人を戒告の懲戒処分、また、西海市は公文書を無断で廃棄したなどとして職員1人を減給の懲戒処分としました。
長崎市で懲戒処分を受けたのは▽中央環境センターの38歳の男性職員と▽東部環境センターの27歳の男性職員です。
市によりますと中央環境センターの職員はことし8月までのおよそ3か月間、無免許でごみ収集車などを運転していたということです。
また、東部環境センターの職員は通勤手段を偽って、3年5か月分の通勤手当およそ24万円を不正に受給していたということです。
市は職員2人を戒告の懲戒処分としました。
長崎市の水蘆崇総務部長は「市民の皆さまの信頼を裏切る結果となったことを重く受け止めている。職員に対して法令順守の意識を強め、対策を徹底し再発防止に取り組んでいく」と述べました。
一方、西海市で懲戒処分を受けたのは、西海総合支所の西海市民課で課長補佐を務めていた48歳の男性職員です。
市によりますと、職員は公文書にあたる地元住民からの要望書を無断でシュレッダーにかけて破棄するなど、不適正な事務処理を繰り返したということです。
市はこの職員を減給10分の1、3か月の懲戒処分としたうえで係長に降格させました。
西海市の杉澤泰彦市長は「重く受け止めており、深くおわび申し上げます。組織的な事務処理体制を確立し再発防止に努め、一丸となって取り組んでいきます」とコメントしています。
NHK NEWS WEBより転用
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