西村優菜「海外は毎週そういうことが起きる」4カ月ぶりの国内ツアー出場でギャップも戸惑いなく
- スポーツ
- 2023年9月15日
米女子ゴルフツアーを主戦場とする西村優菜(23=スターツ)が住友生命レディース東海クラシック開幕前日の14日、会場の愛知・新南愛知CC美浜Cで行われたプロアマ戦出場後に取材に応じ、21年大会覇者として「久々にたくさんのギャラリーの前でプレーできるのは幸せですし、ありがたいこと。たくさんのパワーをもらいたい」と意気込んだ。
国内ツアー出場は5月のブリヂストン・レディース以来約4カ月ぶり。2日前の夜に帰国したと明かした。「一昨日、昨日の夜は寝付けなかったというか、結構何回も起きちゃう感じでした」と時差ボケも多少あった様子。さらに「蒸し暑さは今年初めてなので、結構暑いなと感じました。他の選手やキャディーさんからは涼しくなったと言われ、そうだったんだと」と苦笑いした。
今大会出場を決めた経緯について「2年前に優勝した思い入れの深い大会ですし、ホステスプロでもありますし、自分が楽しみにしていた大会。ちょうど帰ってこられるタイミングでもあったので決めました」と明かした。
米ツアーではシード権争いの当落線上にいる。「まず、そこ(=シード権獲得)に向けて残りの試合頑張るしかない」とさらなる奮起を誓った。今季のこれまでの戦いについて「満足いく試合はなかったので、悔しい思いの方が多い」と振り返った。「でも、いろんなことを考えながら、感じながらできたので、今後に生かし切れるいい材料になれば」と前向きに話した。
大会コースの印象について「いろいろなコースでやってきた分、今週はギャップを感じる。先週はピッチマークがつかないくらいのグリーンでやってましたから。そこに難しさを感じていますが、海外は毎週そういうことが起きるので、特に戸惑いはない」と言い切った。米ツアーでの経験が早速、生かされているようだ。

日刊スポーツより転用
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