【巨人】Gナイン試合前に一時大騒ぎ 鬼門マツダで巻き起こっていた〝UFO騒動〟
- スポーツ
- 2023年8月21日

アレはいったい…。巨人は20日の広島戦(マツダ)に5―7で敗れ、再び借金生活に突入した。同球場では2014年以降、10年連続で勝ち越しがなく、今季も3勝9敗と大きく負け越して敵地での対戦を終えた。すっかり鬼門と化したままとなってしまっているが、今季はナインが一時騒然となったUFO(未確認飛行物体)の飛来騒動も起きていた。
左腕の乱調が歯車を狂わせた。先発したメンデスが先頭打者への四球を皮切りに初回だけで3失点。2回にもソロを被弾して3回途中4失点でKOされ、主砲・岡本和の34号3ランも空砲に終わった。
これで今季のマツダスタジアムでの対戦は終了し、原辰徳監督(65)は「なかなかジャイアンツらしさというのを出しづらかったね」と悔しさをにじませた。ただ、すでに7勝14敗で負け越しが決まっている広島戦や他の公式戦は残されており「切り替えて。われわれは戦うしかない」と力を込めた。
どうにも勝ち越せない同球場。負の歴史に終止符を打てるのは来季に持ち越しとなったが、今季はまさかの騒動も発生していた。
「UFO! UFO!!」
そんな言葉がナインの間から飛び出したのは、今カード2戦目となった19日の試合前だった。グラウンドでウオーミングアップを始めると、上空に浮遊するナゾの物体が出現。当時、上空には青空が広がり、本塁から左翼方向へひと筋の飛行機雲が伸びていた。その周辺で丸みを帯びた物体が不可解な動きを見せていたというのだ。
まだ球場は開場前で、スタンドの客席にファンの姿がなかった中で現れた思わぬ〝珍客〟に、選手たちは次々と空を見上げ「アレはそう(UFO)っぽいね」などと未確認飛行物体の存在を確信した様子だった。
ただ、長々と空中を漂っていたわけではない。数分後にグラウンドに出てきた阿部ヘッド兼バッテリーコーチが「えっ、どこどこ?」とサングラス越しに探してみたものの、すでに姿をくらました後。とんだニアミスに「いないじゃん、もう…」と残念そうに肩を落としていた。ちなみに、これまでの44年の人生の中でUFOを目撃した経験はないそうだが「いるのかなあ、本当に。でも、地球もそうだし、宇宙もナゾが多いからね」と未知との遭遇をちょっぴり心待ちにしていた。
何はともあれ、今季中に同球場を訪れる可能性があるとすれば、クライマックスシリーズでの対戦。UFO騒動から2連敗でのフィニッシュとなってしまったが、マツダのジンクスはいつ破れるのか――。
東スポWEBより転用
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