雇用調整助成金を不正受給か 松山のホテル社長ら詐欺容疑で逮捕【愛媛】
国の雇用調整助成金を不正受給した疑いでビジネスホテル「ホテルサンルート松山」の社長(34)や鳥取県議(55)ら6人が21日、警察に逮捕されました。 逮捕したのは愛媛県警と鳥取県警の合同捜査本部で、6月30日にはコロナ禍の雇用安定化を図る補助金を巡る詐欺事件の容疑者として鳥取県議や松山のとんかつ店「清まる」の元社長(60)ら5人を逮捕していて、このうち4人が再逮捕となりました。 警察によりますと、逮捕された6人は共謀し、2021年10月から2022年3月までの間に「ホテルサンルート松山」が休業したかのように装い、最大19人の従業員に休業手当を支給したとする虚偽申請を4回行い、国から1600万円あまりをだまし取った詐欺の疑いがもたれているということです。 警察は捜査に支障があるとして認否や関係性などを明らかにしておらず、今後、余罪を含めて調べを進めるとしています。 「ホテルサンルート松山」はコロナ禍の2020年に「えひめ版協力金」を活用し、格安で客室をテレワーク用に貸し出す取り組みなどで注目を集め、今年5月にはeatの取材に対し逮捕された社長が、コロナ禍の収束について「ウイルス関係の事に割く時間がお客様のことに割けるようになったというのが1番大きいですね」などと話していました。
eat愛媛朝日テレビより転用
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