実弾紛失に気づいたのは翌朝 兵庫県警の巡査部長 スーパーマーケットで昼食の会計時に落とす
15日、兵庫県警西宮署の警察官がスーパーマーケット内で拳銃の実弾を落としていたことがわかりました。この警察官はほぼ丸一日実弾の紛失に気づいていませんでした。
警察によりますと、西宮警察署の交番に勤務する男性巡査部長(49)は15日朝、署内で拳銃と袋に入った実弾を受け取りました。
警察の規則ではその場で拳銃に弾を込めなければならないことになっていますが、この巡査部長は実弾の入った袋をそのままポケットに入れていたということです。
そして正午過ぎ、昼食を買うために立ち寄った西宮市内のスーパーマーケットで、財布を取り出した際にポケットから実弾の入った袋を落としたということです。
約10分後にスーパーマーケットの店員が拾い、保管していました。
翌日の朝、勤務交替のために男性巡査部長が署を訪れ、拳銃などを返却する際に実弾を紛失していることに気づいたということです。
警察が巡査部長の前日の立ち寄り先を回り捜していたところ、16日の正午過ぎ、スーパーマーケットが実弾だと思わず落とし物として保管していた事が分かり、スーパーから回収しました。
実弾はほぼ丸一日、巡査部長が管理していない状態となっていました。
西宮警察署の財田資之副署長は「今後このようなことがないよう、拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントしています。
ABCテレビより転用
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