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『劇場版シティーハンター』冴羽りょうの悲しき過去、元パートナーの死の核心に迫る最新作の内容とは 新場面写真も公開


ニメ『シティーハンター』の新作劇場版『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(9月8日公開)より、新場面写真が解禁。併せて、タイトルにある本作の重要なキーワード「エンジェルダスト」とは何なのか、物語の詳細が明らかとなった。

 1985年に北条司が「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始した『シティーハンター』。原作の発行部数は全世界で5000万部を超え、今なお世界中で絶大な人気を誇る漫画界の「レジェンド」だ。2019年公開の『劇場版シティーハンター

』は観客動員数100万人、興行収入15億円を超えるヒットを記録した。

 テレビアニメ放送開始から35周年を迎えた2022年、『シティーハンター』には欠かせないTM NETWORKによるエンディングテーマ「Get Wild」のリリースからもちょうど35年にあたる4月8日に新作劇場版作品の制作を発表。以降、冴羽りょう役の神谷明に加え、槇村香役に伊倉一恵、野上冴子役に一龍斎春水、海坊主役に玄田哲章、美樹役に小山茉美といったおなじみの声優陣が続投、そしてエンディングテーマが「Get Wild」であることが発表されていた。

 本作では前作『劇場版シティーハンター

』に続き、こだま兼嗣が総監督を務めることも発表。制作は『シティーハンター』のアニメ作品を手がけてきたサンライズが、新たにアンサー・スタジオとタッグを組み、脚本には映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の脚本やテレビアニメ『東京リベンジャーズ』のシリーズ構成を務めたむとうやすゆきを招いた。

 このたび、新場面写真が解禁。併せて、タイトルにある本作の重要なキーワード「エンジェルダスト」とは何なのか、物語の詳細が明らかとなった。

 「エンジェルダスト」とは、先日解禁された予告の中で、警視庁に所属する刑事の野上冴子がその正体を少しだけ明かしていたが、バイオ企業「ゾルティック社」が開発した、「戦場の兵士を超人化する」闇のテクノロジーを指す。

 ナノマシンを体内に注入して使用者の身体性能を強化し、痛覚や恐怖心を麻痺させることで超人兵士へと変える「エンジェルダスト」は、一瞬にして強靭なパワーを得られる反面心身への負荷が強く、多くが使用後に死亡している危険なテクノロジーでもある。

 さらにこの「エンジェルダスト」は、かつてりょうを蝕み、彼が誰よりも信頼を寄せるパートナーだった香の兄・槇村秀幸を死に追いやった代物でもある。本作では、そんなりょうの悲しい記憶と過去が描かれることとなる。

■ストーリー

 冴羽りょうは、裏社会ナンバーワンの実力を持つ始末屋(スイーパー)“シティーハンター”。新宿を拠点にパートナーの槇村香と様々な依頼を受けている。新たな依頼人は、動画制作者・アンジー。彼女からの依頼は…何と逃げた猫探し。りょうはアンジーの美貌に、香は高額の報酬に胸を躍らせる。

 一方、警視庁の野上冴子は海坊主と美樹の協力を得て、バイオ企業ゾルティック社の発明について捜査する。それは謎の組織の依頼で作られた戦場の兵士を超人化する闇のテクノロジーで、かつてりょうを蝕み、パートナーの槇村秀幸を死に追いやった「エンジェルダスト」の最新型だった。

 猫探しに奔走する中、アンジーの命が狙われる。依頼の真意を語ろうとしないアンジーは動画に映るりょうを見つめ、「これがあなたの『最高傑作』なのですか?」とひとりつぶやく。「エンジェルダスト」を求めて現れる暗殺者たち。壮絶な戦いに巻き込まれていくりょうたちを遠くから見つめる男。それはりょうの育ての親・海原神。海原がその銃口を定める時、宿命の対決が始まる。

 『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、9月8日より全国公開。

クランクイン!より転用


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