ブルージェイズ・菊池雄星「レベルの高さを感じました」花巻東後輩の大谷翔平に被弾で脱帽
- スポーツ
- 2023年4月10日
◆米大リーグ エンゼルス11―12ブルージェイズ=延長10回=(9日・アナハイム=エンゼルスタジアム)
ブルージェイズ・菊池雄星投手(31)が敵地・エンゼルス戦に先発登板したが、花巻東高の3学年後輩の大谷翔平投手(28)らに3本塁打を浴び、5回途中99球を投げ、9安打6失点、6奪三振で降板し、開幕からの2連勝を逃した。0―6でマウンドを降りたが、ブルージェイズ打線が6点を追う6回に追いつき、雄星の黒星は消えた。
初回にレンフローに2ランを浴びるなど3点を失うと、3回には大谷にも2ランを被弾。4回にオハピーにソロを浴びて3被弾で6点を失った。大谷との花巻東対決も3打数2安打2打点だった。
0―6で降板したが、味方打線が爆発して6回以降に12点を奪って逆転勝ち。黒星も消えた。雄星は「ホームランで失点してしまい、ちょっと甘く入った所を打たれた。結果6点取られたけどチームが勝ったのでいい所もいくつかあったと思います」と振り返りながら大谷との対戦は「もう少し外に投げきれないといけなかった。あそこに行ったら打たれるなと言うボール。完全に失投ですね。失投ですけどそこを見逃さずしっかりホームランにするところでレベルの高さを感じました。毎年、毎年レベルアップはしていますから。今日は打たれましたけど、また次頑張りたいと思います」と後輩に脱帽しながら悔しさをにじませた。
今季2試合目の登板だった雄星。今季初登板だった4日(同5日)の敵地・ロイヤルズ戦は、5回3安打1失点で勝利投手になり、7登板で2勝1敗、防御率0・87だったオープン戦から好調を維持していた。大谷とは同カード初戦だった7日(同8日)の試合前にグラウンドで約20分間談笑していた。
報知新聞社より転用
コメントする