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【巨人】坂本勇人開幕19打席無安打&ワースト5戦連続出塁なし「自分でなんとかしないといけない。それに尽きる」


◆JERAセ・リーグ DeNA4―0巨人(6日・横浜)

 巨人・坂本勇人内野手(34)が、DeNA戦に「7番・遊撃」で2試合ぶりにスタメン出場し、3打数無安打と沈黙した。チームが2戦連続完封負けで初のカード負け越しとなる中、開幕から19打席連続無安打。苦境は続くが、新たに“軽量バット”を導入するなど自己改革を始め、大久保博元打撃チーフコーチ(56)から勧められた「ショートスイング」も実践中だ。現状打破にもがく、現役最多2205安打のレジェンドを野手担当の中野雄太記者が「見た」。

坂本が変わろうとしていた。2試合ぶりの先発出場で右飛、三ゴロ併殺打、投ゴロと3打数無安打に終わり、開幕から19打席連続無安打。苦境の中でプライドをかなぐり捨て、現状を打破しようと懸命に食らいつく姿を見た。  

「自分でなんとかしないといけないと思うので、それに尽きると思います」  4日・DeNA戦まで使っていた従来のバットではなく、全打席で先端部分がくりぬかれた、一般的に軽量化されると言われる新しいバットで挑んでいた。試合前練習では同じ形状の、岸田のバットを借りて試行錯誤しながら打っていた。  

今季初のベンチスタートが決まっていた5日の試合前。大久保コーチは「勇人は『どうしても(速球に)ボール半個、1個くらい差される』と。それが続いているのは何で?」と坂本に問いかけ、最終的に「ショートスイングで打ってもいいんじゃないか。コンパクトに。一回試してやってみてくれないか」とアドバイスを送っていた。  

昨季5本塁打に終わった危機感から、キャンプ、自主トレから長打力を取り戻そうとバットを振り込んできた。しかし、オープン戦は14試合で打率1割1分1厘、0本塁打。大久保コーチは長打を追い求めていたことで右肩が下がり、体が開いてバットが遠回りしていると分析。コンパクトに投手の足元を狙って打つ、打撃の原点に戻る重要性を説いた。「まだ真っ暗闇の中で画びょうが落ちているところをそろりと歩いていて、あいつが小さな豆電球をどうつけるか。(坂本は)あきらめていない。監督が使ってくれている男気を感じていて、もっと横柄な態度してもいいところで、しない。だから僕らの希望の光だよね」。そんな表現で復活を待ちわびる。  

遊撃をドラフト4位・門脇に譲った5日から一夜明け、坂本は試合前の練習から「もちろん意識しながらやってます。結果を出せるようにするのが全てだと思うので」とショートスイングを実践していた。原監督は「何回も言うようだけどこれは自分で越えないと」と繰り返した。  

今季初めて7番に入った。下位打線を担う現状を考えれば、求められるのは一発長打よりも安打や四球でつなぐ“潤滑油”のような働き。試合後、背番号6は悲壮感を漂わせることなく「一本出ても続かないと意味がないですし、結果が全てだと思います」と淡々と語った。2205安打を積み重ねてきたレジェンド。幾度となく修羅場をくぐってきた坂本なら、必ず乗り越えられる。

◆記録メモ 坂本(巨)は開幕から5試合に出場して19打席ノーヒット。四死球も0で出塁が一度もない。過去に4試合続けて出塁なしは13年8月20~23日、14年9月12~15日と2度あったが、5試合も続いたのは初めてだ。なお、連続打席無安打の自身ワースト記録は、17年8月8~16日、20年7月5~16日の26打席。

報知新聞社より転用

スポーツ報知


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