20代女性巡査、飲酒運転繰り返す…唆した男性巡査も懲戒処分
千葉県警は10日、酒気帯び運転を繰り返したとして、木更津署の女性巡査(24)と、飲酒運転を唆した同署の男性巡査(24)を懲戒免職とした。同乗した同署の男性巡査(23)は停職1か月の懲戒処分とした。この巡査は依願退職した。3人は同日、道路交通法違反容疑で千葉地検に書類送検された。
県警監察官室によると、3人は昨年11月21日午後11時25分頃、木更津市の居酒屋とカラオケ店でサワーなど数杯を飲んだ後、女性巡査の運転する車で帰宅した。同年12月2日夜から3日深夜にかけては、女性巡査と24歳の男性巡査が同市内の居酒屋で飲酒し、2軒目に車で移動。2軒目の居酒屋で飲んだ後も、女性巡査の運転する車で帰宅した。男性巡査は飲酒運転を唆したという。
3人はいずれも休日だった。女性巡査らは県警の調べに対し、「代行運転を呼んだが、なかなか手配できなかった」と述べた。女性巡査らは2021年11月頃以降、飲酒運転を繰り返していたという。
川口光浩・首席監察官は「県警を挙げて飲酒運転撲滅に取り組む中、飲酒運転をしたことは断じて許されない。再発防止に努める」と述べた。
県警はこのほか、旭市の踏切で昨年9月11日、一時停止しなかった知人男性に交通反則切符(青切符)を切らずに口頭警告で済ませた旭署地域課の男性巡査部長(51)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分とした。
読売新聞より転用
コメントする