7億円超の投資トラブルのTKO・木本武宏「詐欺だった」と認識、5億円投資家Bは「実態のなかった話」
- エンタメ
- 2023年1月24日
昨年7月に総額7億円以上とも言われる巨額投資トラブルで松竹芸能を退社し、芸能活動を休止しているTKOの木本武宏(51)が23日に会見を開き、騒動の経緯を説明した。
投資トラブルについての会見をするTKOの木本武宏 (カメラ・堺 恒志)© スポーツ報知/報知新聞社
騒動発覚から約半年。ようやく木本が公の場に姿を見せ、自らの言葉で騒動について語った。会見の冒頭では深々と頭を下げて謝罪。昨夏にはトレードで1億7000円を出資していた投資家Aに関しての金は関係者に返すことができていたと明かした。また連絡がつかなくなっていた不動産投資家のBとも連絡がとれるようになり、5億円の返済交渉が開始。そして、出資した関係者らのなかで、返金を辞退する人も現れて解決への道筋がついたという。これらは詐欺だったという認識だというが、Aについては当初はFXトレードを行っていたが、一度大きな損失を出してから自転車操業のような状態になり「怖くなった」と話していたという。また、「Bの方は実態のなかった話」だと投資の実態がなかったとみられる。お金の行方については現在調べているという。現在では借金が約3分の1に。「腕時計からかばん、洋服、家財…お金になるものは小物含めてお金に換えました」とした。
騒動が発覚した当初も記者会見を行う意向を示していたが、新型コロナの感染状況などを考慮し、説明は文書のみ。この半年間は、騒動に巻き込んだ芸人仲間ら約10人に対し、貯金を切り崩して返金するなど解決に向けて尽力してきた。
後輩芸人へのパワハラ騒動で木本よりも先に所属事務所を退社した相方の木下隆行(51)は昨年8月、YouTubeで「2人とも不祥事を起こすなんて、本当に情けなく、格好悪いコンビです」と謝罪。その上で「2人でTKOをやっていきたい」と宣言していた。
報知新聞社より転用

コメントする