海保の巡視船「えちご」、新潟沖の浅瀬で座礁 「極めて重大な事故」
- 政治・経済
- 2023年1月19日

18日午前6時35分ごろ、新潟海上保安部の巡視船「えちご」から「浅瀬に乗り上げた」と同部に通報があった。えちごは新潟県柏崎市の椎谷鼻灯台から北西約1・1キロ沖合の浅瀬で座礁し、自力で航行できない状態という。乗組員33人にけがはなかった。第9管区海上保安本部は、海底の状況や自船の位置の確認を怠った業務上過失往来危険の疑いもあるとみて、当時の状況を詳しく調べている。
座礁した新潟海上保安部所属の巡視船「えちご」=2023年1月18日午前10時48分、新潟県柏崎市沖、朝日新聞社機から、小林一茂撮影© 朝日新聞社
9管によると、えちごは当時パトロール中で、灯台が消えているのを見つけ、近づいて確認に当たっていた。付近の水深は2~4メートルという。浸水して油が海上に漏れているものの、現状では沈没の恐れはないという。
9管はヘリコプター2機と巡視船など3隻を現場に派遣。機動救難士が海中から船体の損傷状況を調べるなど情報収集を進めている。
えちごはヘリコプター搭載型の巡視船で総トン数3100トン。
海上保安庁の石井昌平長官はこの日あった定例の記者会見で「海の安全を守るべき海上保安庁の巡視船がこのような事故を起こしたことは誠に遺憾であり、極めて重大な事故と重く受け止めております。国民や地域の皆様にご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」と述べた。
朝日新聞社より転用

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