世界初挑戦の重岡にスパー拒否された亀田興毅氏「言うたやん、できるわけないって」前日に告知も
- スポーツ
- 2022年12月17日
「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(1月6日、エディオンアリーナ大阪)
亀田興毅ファウンダー(左)とのスパーリングを拒否し、浮かない表情の重岡銀次朗© (C)デイリースポーツ
王者ダニエル・バラダレス(28)=メキシコ=に挑戦する同級5位の重岡銀次朗(23)が16日、都内で公開練習を行った。
世界初挑戦の重岡は、元世界3階級制覇王者で興行を主催する3150ファイトのファウンダーである亀田興毅氏とスパーリングを行うと告知されていたが、重岡は前日に「全くなにも聞いてないし、世界戦前にやることじゃ無い。俺の強さは試合で見せれば良い。明日はジムの先輩と公開スパーリングをします」と拒否する考えをツイート。この日、両者は開始時間を約10分過ぎるまで協議した結果、重岡は興毅ファウンダーとのスパーリングを拒否し、同門の選手と行うこととなった。
練習前の会見に重岡は険しい表情で現れ、司会者に興毅ファウンダーとのスパーリングについて問われると、「すみません、それはやらないんで。いつも通りの練習をやろうと思います」ときっぱり宣言。興毅ファウンダーは、この計画がどこからされたものかは明かさなかったものの、「だから言うたやん。そんな簡単に考えたらアカンて。みんな世界戦を分かってない。俺は言うたやん、できるわけないでって。(試合まで)1カ月切ってるわけやから、ピリピリするって」と、重岡の心情を思いやった。
デイリースポーツより転用
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