小川直也氏また激怒!猪木追悼興行に矢地と貴賢神参戦も「プロレスラーがいねえ」
- スポーツ
- 2022年12月10日
「格闘技・INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国」(28日、両国国技館)
矢地祐介(右から2人目)を挟んで言葉を交わす小川直也氏(右)と榊原信行CEO(左から2人目)。左は谷川貞治氏© (C)デイリースポーツ
10月1日に死去した元プロレスラー、元参院議員のアントニオ猪木さんのマネジメント会社IGFと異種格闘技イベント巌流島が開催する猪木さん追悼興行の第2弾カード発表会見が9日、都内で行われ、RIZINを主戦場としている矢地祐介(フリー)と貴賢神(フリー)の参戦などが発表された。矢地は元K-1ワールドGPスーパーウエルター王者の木村“フィリップ”ミノルと対戦。貴賢神はミスターXと対戦する。
11月下旬の第1弾カード発表会見では、猪木さんが設立した新日本プロレス所属選手などのプロレスラー、猪木さんが関わった格闘技イベントPRIDEの流れを受け継ぐRIZINからの参戦が発表されなかったことで、小川直也氏が大会プロデューサーの谷川貞治氏に激怒。この日も小川氏は途中までRIZINの選手とプロレスラーの参戦が発表されず、「正直、退屈しています。前回も今回も一緒じゃねえか」とテーブルをたたいて怒った。
そこに今興行のスーパーバイザーを務めるRIZINの榊原信行CEOが木村の対戦相手として「すごいのを連れて来ちゃいました」と、かつて猪木さんも着用した白覆面姿の男を連れて登場。その男が白覆面を取ると、矢地祐介の顔があらわになった。
矢地を知らない小川氏は「すごいの?」といぶかしげな表情を浮かべたが、榊原氏が「(RIZINの)大みそか(大会)に出てもらおうと思っていた。本物ですから」と太鼓判を押すと、「ありがとうございます」と感謝。「気持ちが180度変わりました。RIZINの看板を背負っている選手を送ってくれたのは感謝しかない。さっきの覆面もそうだし、一枚上手だったのかな。悔しい」と榊原CEOの手法に脱帽した。
さらに、そこに01年の「INOKI BOM-BA-YE 2001」でジェロム・レ・バンナから大金星を挙げた元力士で元プロレスラーの安田忠夫氏が貴賢神を連れて登場。「コイツを使ってくれよ」と頼み込み、「あと2、3人連れてくるから」と予告して去っていった。
しかし、会見の最後に小川氏は「みんな出てくれるのはうれしいんだけど、肝心のプロレスラーが1人もいねえじゃねえか。おかしいだろ」と再び谷川氏を叱責。谷川氏は「次回は新日本さんとかいろいろ行ってお願いします。頑張ります」と約束した。
この日はほかに龍聖(キックボクシング/日本)-ダウサコン・BANG BANG GYM(ムエタイ/タイ)戦、ラファエル・ロバト・ジュニア(柔術/米国)-岩崎大河(空道/日本)戦と、5歳で闘魂ビンタを受け、パラオ共和国のイノキアイランドにも同行するなど猪木さんに孫のようにかわいがられた中谷優我がデビュー戦を行うことが発表された。
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