古田敦也氏が名球会新理事長就任へ…9日総会で正式承認 球界の発展へリーダーシップ
- スポーツ
- 2022年12月9日
日本プロ野球名球会の新理事長に元ヤクルト監督の古田敦也氏(57)=野球評論家=が就任する見込みであることが8日、分かった。山本浩二理事長(76)の後任として、副理事長の古田氏に白羽の矢が立ち、9日の名球会総会で正式に承認される見通しだ。
古田氏がレジェンド集団のトップに立つ。05年4月24日の広島戦(松山)で2000安打を達成し名球会入り。通算2097安打を放った。07年に引退、兼任していた監督も退任後は、野球評論家として活動してきた。選手時代は、日本プロ野球選手会会長として04年の球界再編時にストライキを決断するなど、1998年から約7年にわたり、けん引した。
名球会メンバーは現在、投手15人、打者48人、名誉会員(故人)12人。「特例枠」として元阪神・藤川球児氏(42)=スポーツ報知評論家=、元巨人・上原浩治氏(47)が入会する見込みで、時代に合った改革を行っている。まだ50代と名球会では若い古田氏が球界の発展へリーダーシップを取っていく。
◆古田 敦也(ふるた・あつや)1965年8月6日、兵庫県生まれ。57歳。川西明峰―立命大を経てトヨタ自動車から89年ドラフト2位でヤクルト入団。正捕手としてリーグ優勝5度、日本一4度。91年首位打者。2006年から2年間選手兼任監督。MVP2度、ベストナイン9度、ゴールデン・グラブ賞10度。プロ通算2008試合で2097安打、打率2割9分4厘、217本塁打、1009打点。15年野球殿堂入り。右投右打。
報知新聞社より転用
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