53歳男性陸曹長が女性隊員にセクハラ 仕事の相談受けた際、繰り返し抱き寄せる 陸自伊丹駐屯地、停職3カ月
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兵庫県伊丹市の陸上自衛隊伊丹駐屯地は28日、部下の女性にセクハラ行為をしたとして中部方面システム通信群の男性陸曹長(53)を停職3カ月、無断欠勤したとして同方面情報隊の40代の男性1等陸尉を停職2日の懲戒処分にしたと発表した。
同駐屯地によると、陸曹長は2019年7月22日と8月1日の午後7時ごろ、駐屯地内の事務室で、部下の女性隊員から仕事の相談などを受けた際、体を抱き寄せる行為を繰り返し、不快な思いをさせたという。
陸曹長は「性的欲求を満たすために衝動的に抱き寄せた。深く反省している」と釈明しているという。その後、女性は自己都合で退職。同駐屯地は男性陸曹長の行為とは無関係としている。20年7月、女性から被害届を受けた京都市内の警察署から同通信群に連絡があり、発覚した。
1等陸尉は昨年5月31日、課業開始になっても出勤せず、翌6月1日まで無断欠勤。同日午後6時40分ごろ、伊丹市内の官舎の自室にいるのを、隊員が見つけた。1等陸尉は「慣れない業務を始めストレスがあり、ロードバイクで豊岡市へ走りに行った。多くの人に迷惑をかけ、申し訳ない」と話しているという。
神戸新聞NEXT/神戸新聞社より転用
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