【飲酒運転で警察官を逮捕】信号待ち対向車に衝突…普段はパトカーに乗り交通違反を取り締まる担当
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普段、パトカーに乗りパトロールや交通違反の取り締まりをしている警察官が、飲酒運転で逮捕された。
【画像】飲酒運転の取り締まり強化時期に警察官が逮捕
交通違反を取り締まるプロが事故
警察署から出てカメラの方をチラリと見た男。
飲酒運転の疑いで逮捕された、千葉県警の巡査・高久利明容疑者(53)だ。
年末に向け、飲酒運転の取り締まりをより強化するべき時期に逮捕されたのは、普段交通違反を取り締まる警察官だった。
事故が起きたのは、11月20日午後8時半ごろ、千葉市内の交差点。
高久容疑者が運転する車が、交差点を曲がりきれず、信号待ちをしていた対向車と衝突した。
ぶつけられた車のドライバーが、「乗用車同士がぶつかりました」と110番通報。
これを受け、駆けつけた警察官が高久容疑者にアルコール検査を行ったところ、飲酒運転が発覚したのだ。
高久容疑者が乗っていた車は、左前方部分が破損。幸い、この事故によるけが人はいなかった。
高久容疑者は、普段は千葉北署の自動車警ら係としてパトカーに乗り、パトロールや交通違反の取り締まりを担当していた。
事故当日は、休日だった高久容疑者。
左折するときに大回りになったということだが、なぜ運転のプロが事故を起こしたのだろうか。
調べに対し、「酒を飲んで交通事故を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めているという。
泥酔状態ではなかったというが、千葉北署の署長は「署員が逮捕されたことは大変遺憾」「指導を徹底して再発防止に取り組む」としている。
(「イット!」11月22日放送より)
FNNプライムオンラインより転用

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