キムタクが岐阜信長パレードに参加で応募96万人超 当日の規制は?
- エンタメ
- 2022年10月29日
© 毎日新聞 提供 岐阜市出身の俳優・伊藤英明さんが信長役を務め、多くの人でにぎわった2009年の「ぎふ信長まつり」の様子=岐阜市の長良橋通で2009年10月4日、三上剛輝撮影
俳優の木村拓哉さんが織田信長役で岐阜市中心部をパレードする「ぎふ信長まつり」の「信長公騎馬武者行列」が、11月6日に迫った。観覧申し込みに市人口の2倍を超える応募があり、当落通知が始まるなど全国的にも注目が集まっており、当日は多くの人出が予想される。市と警察は会場周辺の交通規制などを行い、安全確保に努める構えだ。
パレードは木村さんと市出身の俳優・伊藤英明さんが参加し、6日午後1時にスタート。金華橋通りの西側車線を市文化センター前から北へ約1キロ進み、同2時にゴールする。雨天時は中止される。
同通りの東側車線に観覧エリアが設けられ、応募で当選した約1万5000人が立ち見で見物する。入場には当選メールと運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認の証明書が必要となる。エリアは腰の高さ程度のフェンスで16ブロックに区分けし、見物客の移動を防ぐ。また新型コロナウイルス対策としてマスクの着用などを求める。
会場周辺はパレードを前に、午前9時から車両通行止めなどの規制が順次実施される。沿道の店の営業は規制しないが、金華橋通りはパレード時間帯は歩道の通行が禁止され、観覧抽選に落選した人向けの見物エリアは設けない。まつりのための駐車場は用意せず、市は公共交通機関の利用を呼び掛けている。
パレード終了後も帰りの客で大きな混雑が予想される。市などはJR岐阜駅に向かう客向けの誘導経路や待機場所を設け、将棋倒しなどの事故を防ぐ。
パレードを巡っては1万5000人程度の観覧定員に対し、市人口(約40万人)の2倍を超える96万6555人の応募があった。パレード後に木村さんと伊藤さんが参加するトークイベント(定員800人程度)にも12万939人の応募があった。抽選結果は10月27日から順次連絡を進めているという。
柴橋正直市長は同26日に開催された関係機関による安全対策会議で「全国からの反響は大変うれしいが、事故や犯罪などのリスクも生じる。とにかく安全が第一」と事故防止への協力を呼び掛けた。
「ぎふ信長まつり」は11月5、6の両日開催。木村さんと伊藤さんのパレード参加は、2人が出演する来年1月公開予定の映画の宣伝を兼ねて実現した。
毎日新聞より転用
コメントする