【フィギュア】“かなだい“村元哉中&高橋大輔組「ブーイングを自信に変えて次に」今季初戦6位
- スポーツ
- 2022年10月25日
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇23日(日本時間24日)◇米ノーウッド◇アイスダンス・フリーダンス(FD)
リズムダンス(RD)5位でカップルとして初出場の村元哉中(29)、高橋大輔(36)組(関大KFSC)が6位で今季初戦を終えた。
フリー6位の100・01点を記録し、合計169・68点。チョック、ベーツ組(米国)が202・80点で優勝した。
自然と場内に響くブーイングを、結成3季目の「かなだい」は冷静に受け止めた。村元はほほえみ「何点出るか分からない部分もある。これから上にいくしかない」。今季初戦。隣の高橋が、こう言って続けた。
「自分たちでもミスった部分がある。これが初戦。お客さんがそう思ってくださったのは演技的には良かったかなと思うので、ブーイングを自信に変えて、次につなげていきたいです」
今季の新FD「オペラ座の怪人」。高橋がシングル時代の06-07年シーズンのフリーで演じた曲だった。衣装は高橋が黒、村元が白。序盤のリフトから高い加点を導いたが、演技後半に取りこぼしが見られた。それでも得点発表時のブーイングが、豊かな表現力で観衆を魅了した証しだった。
息つく間もなく、次戦はデニステンメモリアルチャレンジ(26~29日、カザフスタン・アルマトイ)に向かう。GP2戦目は第5戦NHK杯(11月18~20日、札幌)を予定。さらなる成長を目指し進んでいく。(米ノーウッド=阿部健吾)© 日刊スポーツ新聞社 フリーダンスの演技をする村元哉中(左)と高橋大輔(AP)
日刊スポーツ新聞社 より転用
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