アントニオ猪木さん 最後のテレビ出演は前日まで迷っていた…実弟明かす「体が痛くて出られないと」
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- 2022年10月4日
© スポーツニッポン新聞社 アントニオ猪木さん
1日に心不全で死去した元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木(本名猪木寛至=いのき・かんじ)さん(享年79)の実弟・猪木啓介さんが、3日放送の日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にVTR出演し、猪木さんの最後のテレビ出演の裏話を披露した。
難病の全身性アミロイドーシスを患っていた猪木さんは8月28日、同局系「24時間テレビ」に車いす姿で出演。これが最後のテレビ出演となった。
啓介さんによると、猪木さんは放送前日まで前日まで出演を迷っていたという。「『24時間(テレビ)』の時も、“体が痛くて俺、出られないよ”ということを我々には言うんですね」。病魔との闘いに心が折れそうだった猪木さんだが、啓介さんは「(治療器での施術を)ちょっとやってあげたら、すごく楽になったんで、“じゃあ明日行くかな”って」と、不屈の闘志を見せて痛みをこらえ、出演を決意したことを打ち明けた。
啓介さんは「自分の体が許す限り、ファンのためにという考えはありますね」と、ファン思いな兄の一面を明かし、「少しでも(痛みが)和らげれば、前向きに進んで行くというのがアントニオ猪木かなという感じがしますね」と振り返っていた。
スポーツニッポン新聞社より転用

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